アスパン3世過去ログ
*オムニバス形式*

基本設定

世界中をまたにかける大怪盗アスパン・ザラ。

ルパン3世…アスラン
峰不二子…キラ
次元大介…ディアッカ
石川五右衛門…イザーク

銭形…シン
銭形の部下…レイ

こんな感じこんな感じ

 アス×キラ(♀)でルパン。天才泥棒アスパン・ザラ。そして愉快な仲間のオカッパとガングロ。そんな彼らの周囲をうろちょろする謎の美女キラ・ヤマト

「またつまらんモノを撃ってしまった」イザーク@デュエル
「いいんじゃないの~」ディアッカ@バスター

「くそおっ、なんで毎回摑まらないんだよっ!」)シン
「ほら、そろそろ帰らないと減棒だぞシン」)レイ
「レイは悔しくないのかよっ!」
「あなたの詰めが甘いからです」部下は厳しーい。

「俺は…今晩の夕食をくいっぱぐれる方が恐ろしい」
などと言いつつ、手元の買い出しメモをチェックするレイ。

アスパン3’d 結成!アスパンと愉快な仲間達

 世界を又に駆ける大泥棒アスパン・ザラこと本名アスラン・ザラ。元はとある有名企業の御曹司であった彼だが、彼の自宅に盗みに入った女泥棒へ一目惚れし、その後の運命は予測不可能、今までの生活からぐるりと一回転したのであった。


「で、アスラン。なんでお前、わざわざ『アスパン三世』なんて名前で名乗っているんだ?」

 イザークの疑問も無理はない。三世もなにもアスランは怪盗を始めてまだ一ヶ月。幼馴染連中を巻き込んで怪盗街道をまっしぐらに爆走中の若葉マークさんである。その前に、もっとばれにくい名前はなかったのだろうかと思う。本気で思う。安直すぎて。


「いや、ほら。なんか『三世』とかつけたほうが格好がつくじゃないか、怪盗としてっ!」

 どうやらどこかのTV番組から仕入れた偏った知識らしい。ここは敢えて指摘せずにおく。

「…アスランってさ。真面目なんだけど、根が軽いよなー)溜息」

 ディアッカのため息とともに、話は進む。





 さてさて、幼馴染連中をあの手この手を使い見事仲間に引きずりこんだ、アスラン・ザラ。そんな彼らは今とある邸宅の庭に身を潜めている真っ最中であった。

「今回のお宝はこの、等身大人間金塊だ」

他「何だソリャ!?」

「おい。ちょっと待て。そんなのどうやってもって帰るんだっ!!金塊って重いだろうかっ!!」

「その前によー、この新聞写真…ちょーグロいんだけど……汗」


 それもそのはず。細部まで人体を完全再現した究極の芸術品(←純金製のダビデ像を連想のこと)なのだ。髪の毛の一本一本から足の爪の先まで。それはやたらリアルな金塊人形だった。

「ふふふふ。だ・か・ら、だっ!そおいうマッパ男の金塊像なんて誰が欲しいかっ!けどなっ、そおいう奇抜なモノを盗んでこそ世間の注目は集まるっ!名を売る一大チャンスなんだぞっっ!」

 いやに熱いアスランの熱弁…


「名とともに変態のレッテルも売れそうだ……」

 揮うアスランにイザークとディアッカは溜息を漏らす。


「いや、さ。俺はそんなもの盗んでまで名前を売りたくはないなー」

「悪いことは言わん。もっと手頃なターゲットに変えろ」



 しかしアスランにはどうしても譲れない一線があった。

「いやだっ! 絶対にこれが欲しいっ!やっぱ金塊だ」



「このえんらいリア…グロい男の裸体金塊が?」

「そうだっ! 俺にはこれがどーしても必要なんだっ!」


「…アスラン」

「後学のために聞くけどよー、なんで?」





「だってっ! キラが『あの金塊盗んでこれたらキスしてあげてもいいよw』って言ったんだっ!」


イザ&ディア「ぁあ”~~~~~~~~~……………」←また騙されてる…





「だから俺はなんとしてもあの金塊を手にいれて、キラからのキスを貰うんだ~~~っ!」

「や・め・と・け………っって何度言えば判るんだキサマはぁああッ!!!」





  キラ・ヤマト。一ヶ月前にザラカンパニーに盗みに入った女泥棒の名前である。

 ふわふわの茶色の髪の毛、紫色の潤んだ眸などの可憐な容姿を武器に社長子息のアスラン・ザラを誘惑、見事ザラ家の秘宝『ザラの涙』を盗み去った彼女。タテマエとしてはその至宝を取り返さなければならない。

 しかしアスランが浮かれている間に堂々と持って行かれたなど、誰に言えようか!いや、言えない(反語)

  けれどその唯一の誤算は誘惑したアスラン・ザラが派手な容姿の割りに純情で思い込みが激しく、キラの誘惑にころっと引っかかり、騙されたと判明した後でもキラへ熱烈な愛を捧げて止まない重症さんであったことだろう。


 全てはキラのした投げキスから始まったのだった。アレはうかつだった(キラ談)しかもキラを追って怪盗までその身を堕とすなど、例えキラでなくても予想不可能であった。





「お前を追って俺もドロボウになるーーー」

 そこに常識は存在しなかった………



「はぁっ!?? え、ちょっと待ってよっ! 何、泥棒になるって、君怪盗を舐めてるでしょうっ!!!」

「舐めるだなんて…舐めたいのはキラのあ・………ぶふぉぐあぁっっ」

 キラ・パンチ炸裂。 アスランは5㎞投げ飛ばされた。 ついでに○蹴りを食らわせキラは倒れ臥したアスランを睨みつけ艶然と微笑んだ。


「そこまで言うなら君の本気を見せてよね」

 全てはそこから始まった。





「………で?その痴話ゲンカのせいで俺たちは呼び出されたって訳?」

「帰る!!!」


「えっ!」

「…俺は…明日の朝一で重役会議が入っているんだっ!」

 イザークはまともだ。兼業怪盗イザーク・ジュール。昼間はジュールコーポレーションの副社長、夜はアスランにつき合わされ怪盗をしていたりする。

「実は俺も残業が…」

ディアッカも、問題ない。同じくディアッカ・エルスマン。イザーク同様兼業怪盗。昼間は刑事、夜は怪盗。とても大変な二重生活をえんじょいしていた。


し・か・し!

「シンにでも任せておけば大丈夫だろ!」

 コレが一番の問題児だった。



「ていうかさー。俺本当は怪盗とか盗賊とかそっち取り締まる立場なんですけどー。なんてそんな俺様までが怪盗せにゃならんのよー」

「ふふふふ!ここまでくれば一蓮托生だぞ!下手なコトしたら情報をリークしてやる」

 キラへの恋に萌える瞳は、どんな卑怯な手段も平気で取れる。

「フツーに仕事してフツーに稼げんのかキサマは!」

「というかなっ! お前等は…十年来の幼馴染である俺の恋路の手伝いをするのがそんなに不満だっていうのかっ!」



「不満に決まってるだろうが、おい」

「全部キサマだけの一方的な都合だろうが!それに、財宝には保険金をかけてあるんだろ?」


「保険? …あー、多分…」

  じっさい『ザラの涙』には盗難保険金が確かたんまりかけてある。だが!濃い恋に浮かれたアスランはそんな知識など銀河の彼方だ。

「だったらいいじゃんよ~。保険金でまかなえよ」


「でもいいんだっ!俺のキラへの愛の前には財宝なんてちりあくた同然。そんなもの欠片ほども関係なーいっ!」


「重症だ…」

「……もう付き合ってられん。俺は帰る。本気で帰ってやるっ!」



 アスランは既に終わっていた。そして彼の愛の小劇場に付き合わされることになる面々。そして、遂に半月後キラに向かって(違う)動き出すことになった。ついでに他二人は強制連行決定。

執筆者様(チャット入室時のお名前)…門倉帰一様、(管理人)

お読みいただきありがとうございました。1行でもいいので、ぜひ続けてくださいv