ふぁみりぃ☆ぱにっく 5
読み方:文字色黒→地の文、文字色灰色→ツッコミ

本業もうまくいっている。慈善事業も軌道に乗りだし、相乗効果を上げている。
(里子に行った動物たちのエサはアスランの会社から割引価格で買える)

キラは毎日忙しそうで(数がハンパじゃない)。でもとても楽しそうで(でもほとんど動物たちに助けられてる)
犬たちの散歩で自分も歩いているから、とても健康だ。
(紫外線は骨の生成を助けるビタミンDを作ってくれるのです)


そして自宅ではたくさんの動物たちに囲まれ、時々うたた寝なんかをしたりしている。
(動物が寝ると大量のα波が出てとてもリラックスできるんだそうです。本当によく眠れますv)
遂に寝室はオープンスペースになってしまった。
(犬猫専用ミニドアじゃ間に合わない)


修理しても修理しても、シン(ムササビ)(何故か)ドアをぶち壊していくからだ。
そこから犬や猫たちが入れ替わり立ち替わり、人間のベッドに寝に来て………
アスランの欲求不満(一部分)はピークに達した。さすがに最近、目がぎらついてきている。(←人類ヒト科、妙齢のオス)



寝ているキラにキスしようとすれば間を中型犬がのそりのそり移動し(しかもそこで寝る!)
布団の中から彼女に触れようとすれば、都合良く猫たちに引っかかれる。
(くどいようだが、寝ているはずなのになー)
ましてや夜はシンの(本来の)活動時間だ。
シンは赤い瞳をギンギンにさせて部屋中を無音で滑空(上空から偵察と言う)していた。







「………………………」


(あ~んなことや、こ~んなことが)なぁんにもできない!
一緒に寝ているのに!(ペアパジャマでな)

キラはいつでもOKなのに!(キラがOKしているのはBまで)

こんなに可愛い顔が目と鼻の先(比喩じゃない!)にあるのに~~~~~ッッッ!!!





この邪魔者(動物たち)を追い出したら愛する愛するキラが悲しむ。(何のための事業だよ)
まさに、手も足も出ない!(マジで…例えじゃない……)

アスランは息子(お下品!)共々ギンギン(お下劣!!)になったまま(下品な表現だ)、ベッドの中で悶絶していた。
(ちなみにキラは気づかないのか?はい、気づきません。ぐっすりすやすやお休みです)
(このままじゃいつまで経ってもキスすらできないっ!息子(ジャスティスソーーード!)共々腐ってしまいそうだ)(最低な表現)







あれだけ彼女を守って、彼女を手に入れられるよう万全の対策をとって、(学生時代は苦労したようだ)
めでた~く(アスラン回想)結婚した二人の前に立ちはだかる、最大の難関(かわいい動物v)だった。


(くぬぅ~~~っ!お前らは発情期がハッキリ別れているが、人間は万年発情期(自慢じゃないですソレ)なんだぞ!)
(分かりにくいのはウサギやネズミなどの周年繁殖動物くらい)




その実下品な男(アスランですよ!アスラン)は、こんな程度の頭で考えました。一生懸命考えました。


結論→「久しぶりにおめかししてデートしないか?」←考えてこの程度



「いいよ。ラクスやシンたちいるから、あんまりアスランと二人きりで行ったことないもんね」
(この話は………………一応、アス×キラです。一応)




キラは見事に引っかかりました!これこそがアスランの(ない頭で考えた)作戦なのであります。
予約したレストランは高級ホテル(ちゃちいラブホじゃない)の上階にあります。おいしいご飯を堪能した二人は
そのまま最上階のラウンジでお酒を飲む(設定上二人は二十歳以上)のであります。そうしたら………
(何と言ってもここはホテル)後はご想像の通りの展開が期待できるのでございます。←ナレーション







「ごめんね、みんな。今夜はお手伝いさんとボランティアの人たちに
頼んでおくから、みんなで仲良くご飯を食べるんだよ」


キラがアスランの手を取りながら動物たちに頼みます(逆だと手ひどい仕打ちが)
真っ先に心配したのはシン(夜行性)とラクス(昼行性)とカガリ(忠犬)でした。



「ワンワン!ワワワワワン!ヴゥ~~~~~ワンッワンワン、ウォ~~ン」←カガリ
(ごめんなさい。何言ってるのかあんま分かりません。言いたいことはだいたい分かりますが…)
シンはキラに飛びつき、しがみついています。(いったんもめん……)
どこへも行かせないつもりです。



「キラさま!どうされたのです?今までだってわたくしたち(アスラン抜きで)
楽しくお夕食を頂いてきたではありませんか!」(そうだ、食事時アスランはすみっこ)

ラクスが叫んだ(←最高にうるさい)。けれども一旦決心したキラに勝てる存在はなかったのです。
本編中盤(僕は………行くよ)事件


「アスランが好きで結婚したんだから、ちゃんと妻のつとめを
しに行くだけだから。大丈夫だよ、ラクス」
(……というか、アスランがキラの視界を遮断して自分しか見せないように誘導したため、キラにとって男性はアスランしかいないイメージだっらようだ)
キラはハッキリ言って意味が解っていません。
(二人でお出かけがつとめくらいに理解しています)


ラクス「キラさまぁ~~~ッ」



アスランの含み笑いを知っているラクスは金切り声で叫んだ。(鳥の金切り声は近所迷惑なくらいデカい)
しかしそれもキラには可愛い愛情としか映らない。





「大丈夫。大丈夫。僕たちはいつだってみんなの味方だからね」



ラクスはアスランをこれでもかと言うほど睨んで宣告した。

「キラさまを、苦しめる者は例えあなたといえども容赦しませんからッ」
(ラクスは鳥ですよ。ピンクの鳥)


そう、一般のホテルとかデパートとかいうところは「ペットの持ち込み禁止」なのです。
アスランはそこに目を付けたのでした。(ザラ家で預かってる動物たちは所詮ペット扱い)
(ペット持ち込み禁止のところでも、食料品を扱っていない場合、ケージやキャリーなどに入れれば可能な場所あります)




そして…後のキラの話によれば、あの日…。

久しぶりにホテルで食事して(とてもおいしかった)

ラウンジでお酒(一応二十歳↑)飲んで気持ちよく酔っちゃって、

帰れなくなってアスランにお部屋取ってもらって(アスランの初目的通り)



もっと気持ちよくなっちゃった/////


……………とのことで、さすがにこの話はアスランに口止めされていたようです。
(ゲロればアスランは半殺しでは済まなくなります)


ちょっぴりオトナの階段を上ったキラは、ラクスに
「そのまま寝ちゃったんだよねー」とか説明しておりました。
(無論ラクスが気づいていないわけはありませんが)


駄文トップへ戻る→

記念・感謝インデックスへ戻る→

いいわけ:5万Hitとここまでお付き合いいただき、ありがとうございましたー。いちいちツッコミを入れるなんてまた新しい試みを試してみました。ツッコミだけでは気が済まず、やりたかった飼養管理の話も突っ込んじゃいましたが、ご愛敬ということで大目に見てくんなまし~。